『こうやって頭の中を整理する』書評|考えが散らかりがちなあなたへ

書評

『こうやって頭の中を整理する』書評|考えが散らかりがちなあなたへ

手軽で習慣化が簡単な言語化メソッドの提示

本書の簡単な紹介

『こうやって頭の中を整理する』は、著者の荒木俊哉さんが編み出した「言語化ノート術」を紹介する本です。

本書の『言語化ノート術』は忙しいビジネスパーソンでも1日5分程度で取り組める、超親切設計のメソッドとなっています。

著者は「言語化力のベースは『聞く力』にある」として、『聞く力』の重要性、本書の言語化のメソッドである「言語化ノート術」の紹介、「言語化ノート術」の実践例という構成になっています。

言語化は誰にでも身につけられる「能力」であるとして、やればやった分だけ身につく力だと解説しています。

なぜこの本を選んだのか

私自身、日常生活の中で「考えているつもりなのに、結論がまとまらない」、「話している途中で迷子になる」と悩むことが多くありました。

言語化の本も何冊か読んできましたが、日常や実践に落とし込めないまま終わってしまうことが多くありました。

そんなときに出会ったのが、この『こうやって頭の中を整理する』でした。

「時間をかけずに無理なく続けられる」という記載があり、「今度こそ使えるかもしれない」と思い手に取りました。

心に残った一節

本書の中で特に印象に残ったのは、

 もし、あなたが「自分の思いや意見を、うまく言葉にできない」と悩んでいるならば、「伝え方=どう言うか(How to say)」の前に、「言語化=なにを言うか(What to say)」に、取り組んでほしい。

なぜなら、「なにを言うか」という中身が言語化されていない状態で、いくら「どう言うか」という外側を工夫しても、あなたの本当の思いや意見が相手に伝わることはないからです。外側ばかりきれいにしても、中身がないと、すぐにメッキがはがてれしまいます。

出典:こうやって頭のなかを言語化する。荒木 俊哉  

という一節です。

いままで話し方ばかりに目がいきがちでしたが、まずはじめに重点を置くべきなのは「なにを言うか」をはっきりとさせるべきだと学びました。

また、それを実践するために言語化力の必要性を再認識しました。

私の感想

実際に1ヵ月ほど本書の方法を試してみて、自分の意見をまとめるのに役立っていて、言語化力が上がってきているように感じました。

なによりもノートとペン、1日5分程度の時間で簡単に取り組めて、継続しやすいです。

転職での面接で想定外の質問を受けた際に、過去にこの『言語化ノート術』でまとめたことから近いものを思い出し、回答することができました。

また、仕事でやるべきかどうか悩んだ際に、この『言語化ノート術』を活用し、仕事に取り組むうえでの「判断軸」を明確化させることができました。

もしあなたが、「頭の中がいつも散らかっている」「考えているのに前に進まない」と感じているなら、この本は間違いなく助けになります。
特に習慣化が難しいと感じている方にはオススメです。

購入を迷っているなら、ぜひ一度手に取ってみてください。

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