「考えているつもりなのに、言葉が出てこない…」
「会議や面接で、結局何が言いたいのか分からなくなってしまう」
そんな悩みを持つ方に、ぜひ手に取ってほしい一冊があります。コピーライターの荒木俊哉さんによる著書『こうやって頭のなかを言語化する。』です。
今回は、この本で紹介されている「言語化ノート術」を実際に1ヶ月試して感じた効果や、心に響いたポイントを詳しくご紹介します。
本書の概要:忙しい人でも続く「1日3分の超親切設計」
本書は、言語化のベースは「話す力」ではなく「聞く力(自分で自分の声を聞く力)」にあると定義し、具体的なトレーニング法を解説しています。
・ 1日わずか3分の短時間トレーニング
・ ノートとペンさえあればOK
・ センスではなく、後天的に身につけられる「技術」
著者の荒木さんは、言語化は才能ではなく「筋トレと同じ」だと語ります。忙しいビジネスパーソンでも挫折しないよう、徹底的にハードルを下げたメソッドになっています。
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PHP研究所
発売日 : 2024-11-28
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【3分要約】言語化ノート術の「3ステップ」とは?
本書の核心であるトレーニングは、驚くほどシンプルに体系化されています。私が実践の中で掴んだポイントを交えてご紹介します。
| ステップ | アクション | 実践のポイント |
| 1.ためる | 感情が動いた瞬間をメモ | 良い・悪いに関わらず「心がザワッ」としたら書き溜める |
| 2.きく | 「なぜ?」を自分にといかける | 「どうしてそう思った?」と自問自答する |
| 3.まとめる | 短い言葉で定義する | 最後は「一言でいうと○○だ」と言い切る |
この「自分で自分の話を聞く」というプロセスを繰り返すことで、脳内に「言葉の引き出し」がどんどん増えていきます。
具体的な書き方のコツやノートの使い分けについては、ぜひ本書をチェックしてみてください。
なぜこの本を選んだのか
私自身、以前から「思考がまとまらず、話している最中に迷子になる」という課題を抱えていました。
これまでも言語化に関する本を何冊か読みましたが、どれも理論が難しかったり、毎日の生活に落とし込めなかったりして、長続きしませんでした。
そんな時、「時間をかけずに無理なく続けられる」という本書の言葉に惹かれ、「これなら自分にもできるかもしれない」と最後の望みをかけて購入しました。
心に深く刺さった一節
本書の中で、ハッとさせられた言葉があります。
もし、あなたが「自分の思いや意見を、うまく言葉にできない」と悩んでいるならば、「伝え方=どう言うか(How to say)」の前に、「言語化=なにを言うか(What to say)」に、取り組んでほしい。
なぜなら、「なにを言うか」という中身が言語化されていない状態で、いくら「どう言うか」という外側を工夫しても、あなたの本当の思いや意見が相手に伝わることはないからです。外側ばかりきれいにしても、中身がないと、すぐにメッキがはがてれしまいます。
出典:こうやって頭のなかを言語化する。荒木 俊哉
これまで「話し方のテクニック」や「言い回し」ばかりを追い求めていましたが、本当に大切なのは「自分の内側にある想いを言葉にする力」そのものだったのだと痛感しました。
1ヶ月実践して実感した「驚きの効果」
実際に1ヶ月間、毎日ノートに向き合ってみました。その結果、目に見えて以下のような変化がありました。
・ 面接や会議での対応力がアップ
想定外の質問をされた際も、過去にノートで整理した「自分の考え(軸)」の断片がパッと思い浮かび、言葉に詰まることなくスムーズに回答できるようになりました。
・ 仕事の「判断軸」がクリアに
取り組むべきか迷う案件に直面したとき、ノート術を使って頭の中を書き出すことで、自分の優先順位が明確になり、迷わず行動に移せるようになりました。
何より、「1日3分、ノートに書くだけ」という圧倒的な手軽さのおかげで、三日坊主の私でも無理なく習慣化できたことが一番の収穫です。
まとめ:こんな人にオススメ!
『こうやって頭のなかを言語化する。』は、以下のような方の強力な味方になってくれます。
・ 頭の中がいつも散らかりがちでモヤモヤしている人
・ 会議や面接で「結局、何が言いたいの?」と言われたことがある人
・ 難しい理論よりも、すぐに実践できる具体的な方法を知りたい人
「言葉に詰まる」という悩みは、たった3分の習慣で変えられます。もし購入を迷っているなら、ぜひ一度手に取ってみてください。
あなたの「言葉の力」を確実にアップデートしてくれるはずです。

